米リーマン:今後数週間は「円買い・ドル売り」を-米金融市場の混乱で

米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホール ディングスは投資家に対し、信用市場の混乱でキャリー取引の妙味が減退する なか、今後数週間は円買い・米ドル売りに動くべきだとの見解を示した。

リーマンはまた、円買い・ユーロ売りと、米ドルやスイス・フラン、円を 含む通貨バスケットに対しカナダ・ドルと英ポンドを売ることを勧めた。同社 は、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場の問題が発端とな り信用収縮の広がりと景気減速に見舞われた米国で、金融市場の状況が悪化し ていることに言及した。

低金利通貨で資金を調達して高金利国の資産に投資し、金利差から利益を 得るキャリー取引の投資家にとっては、為替変動でその利益が吹き飛ぶことが リスクだ。

リーマンのシニア為替ストラテジスト、デービッド・モジナ氏(ニューヨ ーク在勤)は19日のインタビューで、「リスク水準が高まった状態はしばらく 続くと依然考えている」と述べた。同氏は円相場について、4-6月(第2四 半期)末までに少なくとも1ドル=100円まで上昇すると予想している。

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