【注目株】石油関連、ブリヂスト、堀場製、スター精、消費、娯楽(2)

20日の材料銘柄は以下の通り。

国際石油開発帝石ホールディングス(1605)など石油関連株:19日のニュー ヨーク原油先物相場は急伸。石油輸出国機構(OPEC)が来月の総会で減産 を決定するとの観測から、過去最高値の1バレル=100.10ドルまで上昇した。 終値でも100.01ドルと100ドル台に乗せた。外国為替市場でドルが対ユーロで 下落したこともあいまって、インフレヘッジ商品としての魅力が高まっている。

ブリヂストン(5108):海外販売が好調に推移、円安による輸出採算の改 善などもあいまって、2007年12月期の連結純利益は前の期比55%増の1316億 円となった。ただアナリスト8人による事前予想の平均1532億円を14%下回っ た。会社側の08年12月期純利益予想は前期比32%減の900億円。原材料高が マイナス要因だとした。アナリストらの予想平均は1516億円だった。

堀場製作所(6856):米国の経済減速懸念から自動車産業や半導体産業の 先行き不透明感が強まっているとして、2008年12月期の連結営業利益予想を前 期比12%減の145億円と設定した。ブルームバーグに登録されたアナリスト8 人の事前予想の平均176億円だったため、会社計画は市場コンセンサスを18% 下回った。発行済み株式総数の0.64%に相当する27万株を上限に自社株式を買 い取ることも合わせて発表している。

スター精密(7718):製造業の設備投資意欲がおう盛で工作機械事業が想定 以上に好調だったとして、2008年2月通期の連結営業利益予想を142億円から 145億円に2.3%増額修正した。一方、1株利益(EPS)予想は149円25銭 に12%減額。大型プリンタ事業の中止に伴い8億4700万円の損失を計上するこ とが響く。

東芝(6502):NAND型フラッシュメモリーの増産を加速するため、総額 1兆7000億円を投じ、岩手県北上市と三重県四日市市に2工場を建設すると19 日正式発表した。いずれも2009年春に着工し、10年に量産を開始する。積極投 資の継続で、フラッシュメモリー世界シェア首位の座を目指す。西田厚聰社長 は「需要の急拡大に柔軟に応変できる体制の構築が急務」と強調していた。

セブン&アイ・ホールディングス(3382)やイオン(8267)などの消費関 連:20日付の日本経済新聞朝刊によると、内閣府は2月の月例経済報告で景気 の基調判断を1年3カ月ぶりに下方修正することで関係省庁と最終調整に入っ た。「回復」の判断を維持したうえで勢いが弱まっているとの表現を加える方 向で検討しているのだという。

娯楽関連:ドバイの有力投資ファンド「ドバイ・インターナショナル・キ ャピタル」のアナンド・クリシュナン最高執行責任者(COO)が東京で日本 経済新聞記者の取材に応じ、低迷が続く日本株について、「投資するいいチャ ンスだと思う。底値を探り購入したい」と答えたという。個別銘柄について「新 興国で相当の市場シェアを持つ企業に関心がある。セクター別では自動車や娯 楽産業だ」と述べた。20日付の日本経済新聞朝刊が取材のもようを掲載。

北川精機(6327):合板プレスや合板機械などの引き合いが強く、2007年 12月中間期の連結営業利益は従来予想2億7000万円に対して4億1300万円と、 53%上ぶれたもよう、と発表。しかし韓国の持ち分法適用会社の業績が悪化、 減損適用などで1億円の投資有価証券評価損を計上するため、純利益は逆に

9.3%下回り1億3600万円になる。

みらかホールディングス(4544):国の医療費抑制策が継続してシェア争 いが厳しく、臨床検査薬事業などの採算が悪化、07年4-12月期(9カ月累計) の連結純利益は前年同期比4.9%減の67億円となった。据え置かれた通期計画 (88億円)に対する進ちょく率は75.9%。

フレンテ(2226):主力ブランドの「コイケヤポテトチップス」や「カラム ーチョ」などのスナック菓子が好調に推移、07年12月中間期の連結売上高は前 年同期比10%増の142億円となった。しかし原材料高が響き、営業損益は600 万円の赤字となった。通期業績予想は今月8日に減額修正済み。営業利益は前 期比68%減の3億2000万円を見込む。

北海道コカ・コーラボトリング(2573):北海道地区の消費低迷を受けて炭 酸飲料や茶系飲料が減少、2007年12月期の連結売上高は前の期比0.8%減の735 億円だった。ただ退職給付費の低減などで増益は確保、純利益は8億3500万円 となった。前の期は8800万円だった。08年12月期は1.4%増収、純利益は前 期比28%減の6億9100万円と見込んだ。

アマナ(2402):ビジュアルコンテンツのデジタル化が進展しているもの の、移行途上で十分洗練されていなかったためコスト高となっている。営業費 用の増加などで07年12月期の連結最終損益は13億5700万円の赤字となった。 前の期の実績は2800万円の黒字、事前予想は8億5000万円の赤字だった。

トラストワークス(2154):子会社の従業員が請負作業中に転倒し死亡。 トラストワ側は過去の裁判事例などを基に従業員遺族への弔慰金を2000万円と 見込んでいたが、今月13日に下された東京地裁の判決は、5172万5451円を原 告に支払うというものだった。差額分の4200万円を特別損失として処理するこ とにし、08年6月期の連結純利益予想を5億9600万円に4.2%引き下げた。

日本精化(4362):米投資顧問ダルトン・インベストメンツが07年4月23 日に同社にMEBO(経営陣と従業員による企業買収)を提案していたが、ダ ルトン側が同提案を撤回した。日本精化側は07年10月30日にMEBOを拒否 すると公表していた。

東京製鉄(5423):3月契約分の鋼材全品種について、一般流通価格を1トン 当たり前月比7000-1万2000円(最大13%)値上げする。2月に引き続き、 主原料の鉄スクラップが高値を更新しているうえ、マンガンやニッケルなど副 原料、エネルギー価格も高騰が続いているため。

新日本製鉄(5401)、住友金属工業(5405)など:20日付の日本経済新聞朝刊 によると、国内鉄鋼大手が鉄鋼原料の原料炭を米国から緊急輸入する。月内に も契約し、4月半ばから国内に輸送する計画で、各社の調達量は数十万トン程 度。JFEホールディングス(5411)傘下のJFEスチールは検討していないと いう。

アルバイトタイムス(2341):株式上場5周年を記念して08年2月期に3円 の記念配当を実施する。普通配当2円と合わせて5円を配当する予定。

クレハ(4023):2月29日付で発行済み株式総数の1.63%に相当する305 万株の自己株式を消却する。