商品相場が過去最高値-ドル安などに伴うインフレ加速懸念強まる

19日の商品相場は大幅に上昇し、過去最高 値を付けた。原材料への世界的な需要拡大やドル安がインフレ加速につながる 兆しが見られるなか、原油相場は1バレル=100ドルを上回り、銅相場は急上昇 した。

UBSブルームバーグCMCI総合指数は一時3.1%高の1447.015と過去 最高値を記録した。原油やプラチナ、大豆、ガソリンはいずれも過去最高値を 付けた。銅は5.5%高となり、上昇率は商品先物の中で最も大きかった。

中国政府がこの日発表した同国の1月の消費者物価指数(CPI)上昇率 は前年同月比7.1%と、約11年ぶりの高水準となった。商品調査会社ロジック・ アドバイザーズ(ニュージャージー州)のパートナー、ウィリアム・オニール 氏によると、インフレ加速で商品相場が上昇するとの観測から、投資家は物的 資産の買いを進めた。ドルは今月、対ユーロで大幅に下落しており、ドル建て の商品は大半の輸入業者にとって割安となっている。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)では原油先物相場は一時、4.8%高 の1バレル=100.10ドルと、過去最高値を付けた。ガソリンも一時、4.9%高の 1ガロン=2.6169ドルと、現行形式での取引が始まった2005年10月以降での 最高値となった。シカゴ商品取引所(CBOT)で大豆先物相場(5月限)は 一時、2.7%上昇して過去最高値の1ブッシェル=14.2875ドル。 プラチナも1 オンス=2174ドルと過去最高を記録した。

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