英バークレイズの07年7-12月期:21%減益-資産評価損など響く

英銀3位のバークレイズが19日発表した2007 年7-12月(下期)決算は、前年同期比21%減益となった。資産の評価損や債券 トレーディング収入の減少が響いた。

発表資料によれば、純利益は17億8000万ポンド(1株当たり26.6ペンス) と、前年同期の22億6000万ポンド(同34.5ペンス)から減少。ただし、ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたアナリスト13人の予想中央値(17億3000万ポン ド)を上回った。

証券部門バークレイズ・キャピタルは、債務担保証券(CDO)やレバレッジ ド・バイアウト(LBO、買収先の資産を担保に資金調達する買収)向けのローン などの資産に関連して16億ポンドの純評価損を計上した。

MFグローバル・セキュリティーズのアナリスト(ロンドン在勤)、マムー ン・タジ氏は、下期決算について「驚きがなかったという事実は良いニュースで、 バークレイズが最小の損害を被っただけで、将来に向けた良い兆候が示された」と 指摘した。同氏はバークレイズ株の投資判断を「買い」としている。

バークレイズは7-12月期の配当を10%引き上げ22.5ペンスとした。

バークレイズの株価はロンドン時間午前8時半現在、前日比2.6%安の448ペ ンス。前日までの6カ月間で28%下落した。

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