欧州債:上昇、2年債利回り3.16%-10年債との格差が拡大

欧州国債相場は上昇。英銀バークレイズの 減益に加え、スイスの大手銀クレディ・スイス・グループによる評価損計上を受 け、信用危機の最悪期は過ぎていないとの懸念が広がった。

バークレイズの2007年7-12月(下期)決算は前年同期比21%の減益とな った。クレディ・スイスは08年1-3月(第1四半期)に資産担保証券の評価 損として28億5000万ドル(約3070億円)を計上したと発表した。2年債に対 する10年債の上乗せ利回りは拡大し、ここ2年余りで最大となった。

コメルツ銀行の債券ストラテジスト、ペーター・ミューラー氏(フランクフ ルト在勤)は、「依然としてリスク回避の市場環境にあることが、国債相場への 支援要因となっている」と指摘。同氏は2年債利回りが早ければ4-6月(第2 四半期)に3%まで低下するとみている。

2年債利回りはロンドン時間午後3時49分までに、前日比5ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)低下し3.16%となった。同国債(2009年12月償 還、表面利回り4%)価格は0.09ポイント上げて101.44。10年債利回りは同3 bp下げ3.99%。

2年債と10年債の利回り格差は一時、84bpまで拡大し、05年9月以降で 最大となった。

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