中国:1月のインフレ率は7.1%、11年ぶり高水準-大雪の影響(2)

中国のインフレ率は1月、7.1%に上昇し、 約11年ぶりの高水準となった。国内を襲った50年ぶりの大雪が食品供給を妨 げたことが影響した。

国家統計局が19日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前年同 月比7.1%上昇。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト23人を対象にま とめた調査の中央値では、7%上昇と見込まれていた。昨年12月のインフレ 率は6.5%だった。1月半ばからの大雪で、生産活動が止まり、農産物の生産 や配給が滞ったことが、物価を押し上げた。

英スタンダード・チャータード銀行の上級エコノミスト(上海在勤)、ステ ィーブン・グリーン氏は、「中国経済は短期的に深刻なインフレの脅威に直面し ている。中国人民銀行は近いうちに行動する必要が出てくる」と述べた。

1月の食品価格は前年同月比18%上昇。値上がり率は、豚肉が59%、食 用油が37%、野菜が14%。食品以外の価格は1.5%上昇となった。2月の春 節(旧正月)連休での食料需要を背景に、大雪の影響は同月の統計により顕著 に表れる可能性がある。