ケルビエル氏の取引めぐり、昨年秋にソシエテ子会社が調査開始-FT

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、オン ライン版)は17日、フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルに多大な損失をもた らした同行の元トレーダー、ジェローム・ケルビエル氏が行った取引をめぐり、 昨年秋に当時の子会社の幹部が調査を開始していたと報じた。

FTによれば、当時ソシエテ・ジェネラルの完全子会社だったフィマットの 幹部が昨年9月末、同社に勤めるムサ・バキル氏がケルビエル氏のために行った 取引の調査を開始した。取引額が異常に多く警告が発せられたためだという。

同紙によると、この幹部は、ケルビエル氏の少なくとも4件の現物株取引で バキル氏に支払われた手数料を問題だとしたが、決定的な証拠を見つけられなか った上、フィマットが合併準備を進めていたことから、この調査は優先されなか った。先月、株価指数の先物取引でケルビエル氏の未承認取引が発覚した時も同 調査はまだ続行していたという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE