中国石油化工:300億元規模の社債発行へ-パイプラインなどの建設で

中国の自動車用燃料の3分の2を供給する 中国石油化工(Sinopec)は、国内を横断するパイプラインとエチレン 工場建設の費用に充てるため、300億元(約4500億円)規模の社債を発行す る計画だ。

同社が17日に提出した香港証券取引所への届出書によれば、同社は20日 に新株引受権付社債を起債する。償還期限は6年。

中国は銀行融資への依存引き下げと、株式市場に代わる投資手段の提供を 目指し、企業に社債発行を奨励している。国内のエネルギー需要が急増するな か、中国石油化工は昨年時点で38%増加が予想されていた設備投資向け資金を 調達する必要がある。

同社によれば、売却益は南西部の四川省から上海に天然ガスを輸送するパ イプラインの建設に充てられる予定。また同社は、武漢のエチレン工場に加え、 天津市など2カ所に年間100万トンの生産能力を持つエチレン工場も建設する。