コロムビアME株が下落、邦楽で大型ヒット作なし-営業赤字に転落へ

音楽映像ソフト会社のコロムビアミュージ ックエンタテインメント(コロムビアME)の株価が前週末比6円(8.8%)安 の62円と下落。邦楽のヒット作不足でCDなどの販売が振るわず、2008年3月 通期の連結営業損益が従来計画の黒字から一転して赤字に転落する見通しを15 日に発表した。大型作品の発売も遅れており、業績の先行きを慎重にみる投資 家が増えているようだ。

08年3月期の連結業績予想は、本業のもうけを示す営業損益が従来予想の 6億円の黒字から7億5000万円の赤字に下方修正した。会社側の説明によると、 06年11月にリリースされた一青窈の初のベストアルバム「BESTYO(ベスチョ)」 が、ミリオンに迫るヒットを記録し、同社の業績に貢献した。ただ、今期は邦 楽の大型ヒット作がなく、売上高が落ち込んだ、という。さらに、会計処理方 法の変更や海外子会社の事業整理損失の発生も響く。

同社の株価推移を見ると、音楽ソフトの原盤やゲームソフトの製造・販売 を手掛けるTDKコアを買収すると発表した07年9月に104円まで買われる場 面もあったが、その後は下落傾向をたどっている。今年1月16日には50円ま で値を下げ、昨年来安値を記録した。

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