【注目株】楽天、NECエレ、全日空、SANKYO、フジテック

18日の材料銘柄は以下の通り。

楽天(4755):2007年12月期の連結営業利益は1億1800万円。前期の291 億円から大幅に減少した。「楽天市場」、「楽天トラベル」などの事業で増収を確 保したものの、連結子会社でカード事業を手掛ける楽天KCで利息返還損失引 当金にかかる見積もり方法を変更して営業損失が発生したことなどが響いた。

NECエレクトロニクス(6723):国内生産子会社の再編統合に伴う措置と して早期退職者を募集すると15日に発表した。応募者は500人程度を想定して いるが、上限は定めない。2002年11月にNEC(6701)から分社・独立した同 社が業績不振で人員削減に踏み切るのは初めて。

全日本空輸(9202):燃料油(燃油)価格の高騰を理由に、4月搭乗分から の燃油特別付加運賃(サーチャージ)について500円から最大7000円の値上げ を国土交通省に申請した。サーチャージ変更の仕組みも変え、燃油の相場価格 が1バレル10ドル幅以上で変動した場合、機械的にサーチャージ額の引き上げ 引き下げを行う仕組みにした。

SANKYO(6417):フィールズ(2767)株を買い増し、発行済み株式総 数の15%まで追加取得した。SANKYOが15日、関東財務局に提出した変更 報告書(大量保有報告書)によると、同社はフィールズ株式を14日に市場外取 引で2万4550株取得。発行済み株式に対する割合は7.93%から15%と7ポイ ント以上増加した。保有目的は「政策投資」としている。

フジテック(6406):エレベーター世界最大手の米オーチスが、国内エレベ ーター5位フジテックの筆頭株主になった。米投資顧問ダルトン・インベスト メンツ保有株の一部を買い取る取引が執行された。オーチス日本法人の国内シ ェアは4位で、オーチス、フジテックで国内上位3社を追いかける形になる。

みずほフィナンシャルグループ(8411):同社傘下のみずほ証券は15日、 インドの企業集団タタ・グループの金融中核会社タタ・キャピタルと広範な業 務提携を結んだと発表。インド企業を投資対象としたプライベート・エクイテ ィ(未公開株)ファンドの共同設立や同国の富裕層向け事業などで連携する。

学習研究社(9470):07年4-12月期の連結純損失は前年同期の25億5400 万円から78億8400万円とマイナス幅が広がった。少子化に伴う教材販売の減 少や、ファッション誌・育児誌の休刊、棚卸資産の評価損発生も響く。08年3 月通期の連結純損失は31億円と従来予想を据え置いた。

近畿車両(7122):海外連結子会社の業績改善を理由に08年3月期の連結業 績予想を上方修正。本業のもうけを示す営業利益は従来予想比6億円増の19億 円。前期は6億7100万円。

コロムビアミュージックエンタテインメント(6791):J-POP分野のC Dシングル作品の低下、大型作品の発売時期が遅れることなどを理由に、08年 3月通期の業績予想を下方修正。連結純損益は従来予想の4億円の黒字から19 億円7000万円の赤字の見通しに変更した。

松尾橋梁(5913):受注高は会社計画達成に向け順調に進んでいるものの、 鋼材の需給ひっ迫を背景に入荷時期が遅れており、生産高は会社計画に届かな いもよう。このため、08年3月期の連結営業利益予想を従来の3億5000万円か ら7000万円に下方修正した。前期は26億500万円の赤字だった。

日本コンクリート工業(5269):改正・建築基準法の影響でパイル売上高の 減少が予想され、08年3月期の連結純利益を従来の9億1000万円から5億円に 減額修正した。前期は10億5000万円。貸倒引当金、子会社の土地売却損など の計上も響く。

エス・バイ・エル(1919):今期に見込んでいた大型分譲部件の売上時期が 来期以降にずれ込むことや、注文住宅着工の遅延、減損損失の追加発生も重な り、08年3月通期の連結純損益予想を従来計画の2億円の黒字から8億円の赤 字に減額修正した。

セシール(9937):カタログ用紙代の値上げなどのコスト上昇に加え、事務 所用ビルの売却方針を固めことで約20億円の減損損失を計上するため、07年 12月期の連結純損失は従来の13億円から41億1900万円とどまったもようだ。 前の期は12億8600万円の黒字だった。