トリシェECB総裁:インフレの2次的影響、何としてでも回避が必要

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ 総裁は15日、インフレスパイラルを阻止するためには、消費者物価の上 昇率に連動した賃上げを回避する必要があるとの見解を示した。

同総裁は講演で、「名目賃金を消費者物価指数に連動させる方式は 避けるべきだ」と主張。「ユーロ圏経済は現在、外因性の物価衝撃と実 体経済に関する不透明感という転機を迎えている」と語った。

さらに「2次的影響は何としてでも避けなくてはならない。さもな ければ抑制の効かないインフレ期待を招きかねなくなる」と述べ、その 場合は「長期的なインフレ」につながると付け加えた。

同総裁は「政策決定委員会では利上げを求める意見も利下げを求め る意見もなかった」とこれまでの発言を繰り返した。

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