中国株(終了):CSI300指数、下落-中信証など金融株安い(2)

15日の中国株式市場で、CSI300指数 は下落。中国人民銀行が14日発表した1月のマネーサプライ(通貨供給量) が、予想に反して1年8カ月ぶりの高い伸びを示したことを受け、当局がイン フレ沈静化に向けた措置を取るとの観測が強まった。

上海浦東発展銀行や中信証券(Citic証券)を中心に金融株が安い。 中国鉄道建築が新規株式公開(IPO)を実施するとの発表を受け、既存株へ の需要が後退したことも下落につながった。

交通銀行シュローダーズ・ファンド・マネジメントで7億9000万ドル相 当の資産運用に携わる鄭拓氏(上海在勤)は「投資家は依然として、当局が経 済成長を抑えるためにどのような手段を取るか、また株式公開が市場にどうい った影響を与えるかを見極めようとしており、現段階では市場見通しに関して 不透明な部分が多い」と指摘。「模様眺めを決め込んだほうが良いだろう」との 考えを示した。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は、前日比66.94ポイント(1.4%)安の4813.31。今週は2.2% 下落となった。

米シティグループが出資する上海浦東発展銀行(600000 CH)は1.21元 (2.4%)安の48.82元。中国最大の上場証券会社、中信証券(600030 CH) は2.54元(3.6%)安の68.31元。

時価総額で世界最大の航空会社、中国国際航空(601111 CH)は1元(4.4%) 安の21.74元。機関投資家の同社株売却に対する制限が終わると明らかにした ことが響いた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE