農水省:輸入小麦価格4月から30%引き上げへ-相場高騰で

農林水産省は15日、政府が製粉会社に売 り渡す輸入小麦価格を4月から30%値上げすると正式発表した。昨年4月から 変動相場制を導入したほか、国際市況の高騰が続いているためで、昨年4月の

1.3%、10月の10%引き上げに続く値上げとなる。大手製粉や食品メーカーは 相次いで値上げを実施しつつあるが、今回の大幅値上げで更なる粉価値上げを 迫られそうだ。

農水省は昨年4月、59年間続いた輸入小麦の販売価格の固定制を廃止し、 これまで年1回だった価格変更を、国際市況に合わせて年2回に増やした。直 近8カ月の輸入価格の平均をもとに、国内小麦農家への補助金などを上乗せし て日本国内での売り渡し価格を決める。中国の需要増や豪州の干ばつで、シカ ゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物相場は過去1年間で2倍強と急騰、2月 11日には1ブッシェル当たり11.53ドルと過去最高値を付けており、これを国 内価格に反映した格好だ。

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