フィッチの手法見直しで大量のCDO格下げも-RBSジャンジュア氏

英ロイヤル・バンク・オブ・スコットラン ド・グループ(RBS)のストラテジスト、ボブ・ジャンジュア氏によれば、 フィッチ・レーティングスが格付け手法を変更した場合、大量の債務担保証券 (CDO)が格下げされる恐れがある。

ロンドン在勤のジャンジュア氏は14日、東京でのインタビューで、「フィ ッチがCDOの評価方法を変更すれば、スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)やムーディーズ・インベスターズ・サービスといった主要格付け2社も 追随する可能性がある」と述べた。その上で、「これは『AAA』格付けを付与 されているCDOの一部売却を余儀なくさせる恐れがある」と指摘した。

フィッチは5日、当初の想定よりも高いデフォルト(債務不履行)リスク を反映させるため、2200億ドル(約23兆7300億円)相当のCDOを最大5段 階引き下げる可能性があることを明らかにしている。これが現実化すれば、投 資家はクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場でデフォルトに備え た大量の保証を購入する必要が出てくるだろうと、ジャンジュア氏は語った。