三陽商株が続伸、新ブランド投入で今期は増収増益計画-上振れ期待も

総合アパレル大手三陽商会の株価が続伸。 小安く始まった後、買い注文が増えて上昇に転換した。午後零時40分現在、前 日比21円(3.7%)高の590円で取引されている。新ブランドの投入などを考 慮し、会社側は2008年12月期の連結業績予想を0.6%増収の3.2%営業増益と 見込んだ。05年投入のブランド群の収益化も期待できるため、計画を上回る業 績を期待する向きもあるようだ。

会社側の08年12月期計画は、連結売上高が前期比0.6%増の1440億円、 営業利益が同3.2%増の100億円。新ブランド投入や新社屋への移転費用などを 織り込み、販売管理費率が悪化するとみている。

ブルームバーグ・データによると、同社株をカバーする証券系アナリスト 7人の今期営業益予想の平均値は113億円で、会社計画を13%上回る。1株利 益(EPS)予想平均は73円22銭。(会社計画は63円32銭)。

岡三証券の松村梨加アナリストは会社側の計画値について、「堅いという のが第一印象。かなり慎重にみていると思った」と話す。松村氏はこの日午後 の投資家向け説明会などで詳細を確認する意向だが、「05年にスタートした「S MACKY GLAM(スマッキーグラム)」や「EPOCA UOMO(エ ポカウォモ)などのブランドの赤字がどれだけ縮小できるかが今期のポイント」 としている。