シカゴ連銀エバンス総裁:これまでの利下げが米景気回復を後押しへ

シカゴ連銀のエバンス総裁は14日、シカ ゴで講演し、米経済は今年前半「非常に緩慢なペース」の成長となるものの、 2007年9月以来の利下げが景気回復を後押しするだろうとの見解を示した。

同総裁は「3%という現在のフェデラルファンド金利の誘導目標は相対的 に緩和的な水準であり、成長促進に役立つはずだ」とした上で、「昨秋の利下 げの効果は恐らく表れ始めたところだ」と述べた。講演後、記者団に、利下げ の経済への影響が表れるには「場合によって6-9カ月かかる」と語った。

エバンス総裁は「米経済が現在、相当の向かい風に遭遇していることは明 らかだ」とする一方で、金融当局はインフレにも留意しなければならないと述 べた。

同総裁によるとシカゴ連銀は、今年1-6月(上期)は「非常に緩慢」な 成長となり、2009年に潜在成長率か「それを若干上回る」成長を回復すると予 想している。同総裁は講演後に、今年の成長率が2%を上回ることはないだろ うとして住宅が引き続き重しとなるとの考えを示した。

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