米コムキャスト:自社株買いと復配実施へ-株価は約5年ぶり大幅高

米ケーブルテレビ(CATV)最大手のコ ムキャストは14日、向こう2年で69億ドル(約7400億円)相当の自社株を 買い戻す計画とほぼ10年ぶりの復配を発表した。株主からリターン(投資収益 率)向上を求められていた同社の株価は、この発表を受けて2002年以来で最大 の上昇となっている。

また、同日発表された2007年10-12月(第4四半期)の純利益は6億 200万ドル(1株当たり20セント)と、前年同期の3億9000万ドル(同13 セント)から54%増加。1株当たり利益はブルームバーグ・ニュースがまとめ たアナリスト17人の予想平均(17セント)を上回った。売上高は前年同期比 14%増の80億1000万ドル。

ブライアン・ロバーツCEOはさらに、米ヤフーやスプリント・ネクステ ルへの買収提案を検討していないことを明らかにするとともに、1株当たり25 セントの年間配当を発表。配当額は今後徐々に引き上げる可能性があるという。

コムキャストの株価は昨年35%下落。これを受け、ロバーツCEOに対し、 チーフテン・キャピタル・マネジメントやベッカー・キャピタル・マネジメン トなどの株主は、支出を抑えて現金流動性を増やし、株主に利益を還元するよ う求めていた。

この日の株価終値は前日比1.43ドル(8%)高の19.24ドル。2002年 10月以来で最大の値上がりとなった。

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