世界の銀行:13兆円の追加評価損も、モノライン悪化なら-UBS予想

スイスの銀行UBSのアナリスト、フィリッ プ・フィンチ氏(ロンドン在勤)は、米金融保証会社(モノライン)の危機が悪 化した場合、世界の銀行が1200億ドル(約13兆円)の追加評価損を被る「危険 性が依然としてある」との見解を示した。

フィンチ氏は15日付の投資家あて文書で、「銀行が信用市場関連の評価損処 理を進めた」と指摘しながらも、「さらに増加しそうだ」との見方を示した。

同氏は、債務担保証券(CDO)やサブプライム(信用力の低い個人向け) 住宅ローン関連の評価損がすでに合計1500億ドルに上っているが、今後さらに 1200億ドル増加する恐れがあると予想。文書は「リスクは高まっており、そし て拡大している。また流動性は依然、正常からは程遠い状態だ」としている。

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