1月の欧州乗用車販売:0.3%減の131万台-消費鈍化と仏税制響く

欧州自動車工業会(ACEA)が15日発表 した欧州市場での1月の乗用車販売台数は、前年同月比0.3%減の131万台とな った。景気減速懸念が個人消費の抑制につながったほか、フランスが排気量の 大きい自動車購入に課税したことが響き、トヨタ自動車や米ゼネラル・モータ ーズ(GM)が不振だった。

国別では、欧州2位と3位の市場規模を誇るイタリアとフランスでの販売 台数がそれぞれ7.3%と5.6%減少。ドイツでは11%増えた。ACEAは発表文 で「消費や信頼感に影響を及ぼしている世界的な信用収縮」が乗用車販売に重 しとなったと指摘している。

トヨタの1月の販売台数は11%減の7万5801台となり、欧州市場でのシェ アは5.8%と、07年1月の6.5%から低下した。

GMの販売台数は8.1%減の12万4219台。シェアは9.5%と、同10.3%か ら低下した。米フォード・モーターは3.5%減の14万1572台だった。

欧州最大の乗用車メーカー、独フォルクスワーゲン(VW)は0.6%増の 24万6741台。市場シェアは0.2ポイント拡大し18.9%となった。一方、同2 位の仏プジョーシトロエングループ(PSA)は3.2%減の17万381台。