ロンドン金融街の07年ボーナス、ほとんどが前年並みか増加-調査

更新日時

人材サービス会社の英モーガン・マッキ ンリーが実施した調査によると、ロンドンの金融サービス会社従業員の2007 年賞与は80%が前年並み、あるいは増加した。下半期の市場混乱の影響は08 年に持ち越された格好だ。

トレーダーやバンカー、事務職員220人を対象にした同調査によると、約 43%の従業員が、過去最高となった06年と同水準の賞与を受給した。約37% が賞与が増えたと回答した。

米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題を受け、世 界の主要金融機関が計上した評価損は1450億ドルに達した。モーガン・マッ キンリーによれば、1月の求人数は8127人と前年同期から20%減少した。

モーガン・マッキンリーの親会社、インプリントの欧州のロバート・テシ ガー最高経営責任者(CEO)はインタビューで「期待はかなり低かったが、 一部の従業員は良い意味で驚かされたようだ。様子見ムードが全般的に強まっ ており、混乱がすべて収まるまで、金融機関は2008年以降も新規雇用が必要 かどうか正式な判断を控えるだろう」と述べた。

同調査によると、賞与を受け取った後、転職を望んでいる人の数は1月に 前年同期から11%増加した。ロンドン在勤の金融サービス従業員130万人の 平均給与(賞与は除く)は5万3246ポンド(約1135万円)と、前年同期比 5%増加した。