米GMACは「重大な困難」に直面する恐れ-サーベラス・キャピタル

自動車・住宅ローンを手掛ける米GMAC の経営権を持つ米投資会社、サーベラス・キャピタル・マネジメントの創業者 スティーブン・ファインバーグ氏は14日までに、信用市場の環境が改善しない 場合、GMACが「重大な困難」に直面する恐れがあるとの見方を示した。

同氏は1月22日付の投資家あて書簡で「環境悪化が続くなか、不測の事態 に備えた詳細な計画を用意している」とした上で、「しかしながら、当社自体 にとっても信用市場の悪化が続き資本市場が機能しない状態が続く場合、GM ACが重大な困難に直面する可能性はある」と説明している。

米自動車大手、ゼネラル・モーターズ(GM)の元金融部門のGMACは 2007年、住宅ローンの貸し倒れ増加と自動車ローンの収益低下で、23億ドルの 赤字となった。GMACは、昨年43億ドルの損失を出した住宅金融部門のレジ デンシャル・キャピタルの部分売却に向け交渉している。

ファインバーグ氏は書簡で「GMACの買収価格が低かったため、住宅ロ ーン市場と信用市場の悪環境にもかかわらず、当社の投資は全体としてそこそ この結果を維持している」と書いている。

サーベラスのパートナー、ティム・プライス氏は14日のインタビューで、 書簡は最悪のケースを説明したものだとして、「書簡の意図は、投資にはリス クがあることを強調する」ことであり、GMACについては「すべてが悪い方 へ進むと考えているわけではなく、この投資については依然自信を持っている」 と述べた。

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