社債保有リスクが低下、欧州は2週間ぶり大幅下落-日米の統計を好感

14日のクレジット・デフォルトスワップ (CDS)市場では日米欧の社債保有リスクが低下。なかでも欧州の社債保有リ スクは2週間ぶりの大幅低下となった。前日発表された米小売売上高が予想外に 増加したのに加え、日本の2007年10-12月の国内総生産(GDP)が年率

3.7%増と、エコノミスト予想の倍を上回ったことが背景。

JPモルガン・チェースによると、欧州企業50社の高リスク・高利回り債 を中心とするマークイットiTraxxクロスオーバー指数はロンドン時間午後 零時15分現在、前日比21ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)低下 の532bp。モルガン・スタンレーによると、マークイットiTraxx日本指 数は4bp下げ85bp。マークイットCDX北米投資適格指数は4bp下げて 134bp(ドイツ銀行調べ)だった。

日米の経済統計を受けて、両国のリセッション(景気後退)入りで企業業績 が悪化するとの懸念が減退した。

バークレイズ・キャピタルの投資適格債券戦略責任者、プニート・シャーマ 氏(ロンドン在勤)は、「日本のGDP統計は予想をかなり大きく上回るものだ った」と指摘し、「やっと経済面で一部良い材料が出てきた」と語った。

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