独コメルツ銀:10-12月期は44%減益-サブプライム関連評価損で

ドイツ2位の銀行、コメルツ銀行が14日 発表した2007年10-12月(第4四半期)決算は、米サブプライム(信用力が 低い個人向け)住宅ローン資産関連の評価損の影響で、前年同期比44%の減益 になった。

発表資料によれば、純利益は2億100万ユーロと、前年同期の3億5900 万ユーロから減少。ただ、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト11 人の予想中央値(1億7700万ユーロ)は上回った。

コメルツ銀は米サブプライム関連投資の評価損として、第4四半期に2億 4800万ユーロ(約391億円)を計上した。07年通期の評価損は約5億8500万 ユーロ。過去25年で最悪といわれる米住宅不況の影響で、世界各地の大手金 融機関の評価損およびローン損失は1450億ドル(約15兆7000億円)を上回 る水準に膨らんでいる。

クラウスペーター・ミューラー最高経営責任者(CEO)は同資料で「幸 先の良いスタートとなり、08年の業績には自信がある」と指摘。「大きなネガ ティブサプライズがなければ、当行は再び07年のような好業績を上げるだろ う。市場環境が許せば、これらの業績を超えることさえ可能だ」との見解を示 した。

コメルツ銀行の07年通期の純利益は前年比20%増の19億2000万ユーロ。 同行は通期配当を1ユーロと、前年の0.75ユーロから引き上げる方針を明ら かにした。

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