12月米貿易赤字は615億ドルに縮小か、石油輸入価格低下で-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関76社を対象に実施した調査の予想中央値によれば、米商務省が14日発表 する昨年12月の貿易赤字は615億ドルと、4カ月ぶりに縮小したもようだ。 11月の赤字は631億ドルだった。石油相場が下落し、米国内での外国製品の消 費が減少したことから、赤字縮小が見込まれている。

ドル安や新興国の経済成長が海外での米製品への需要を高めた一方、住宅 不況や失業率上昇は、米国による輸入を抑える要因になった。こうしたことが 寄与して貿易赤字が縮小すれば、米経済のリセッション(景気後退)回避の一 助になりそうだ。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、サ ル・グアティエリ氏は「貿易は今年前半の米経済にとって安心感を生み出す要 素の1つだ」と述べた。

貿易収支の発表時間は午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)。ブルー ムバーグ調査での赤字の予想レンジは570億-665億ドル。

米労働省が同日午前8時半に発表する9日終了週の新規失業保険申請件数 (季節調整済み)は34万7000件(40社の中央値)と、前週(35万6000件) からの減少が見込まれている。ただ予想通りなら、依然として昨年の平均を上 回り、労働市場の減速を示唆する水準となる。