商品相場:上期に最大30%下落か、景気減速で-ベアー・スターンズ

米ベアー・スターンズの新興市場調査部門の 責任者、カール・ロス氏は12日、米景気の減速が原料需要の後退につながり、 商品相場が上期(1-6月)に最大30%下落するとの見通しを示した。

ロス氏は同日、ニューヨークでブルームバーグ・テレビジョンとのインタビ ューに応じ、「米景気が大幅に減速すれば、商品相場が上昇するのは困難だとみ るのが妥当だ」と述べ、「商品相場が20-30%下落するシナリオが考えられ る」との見方を示した。

ロス氏は、穀物や原油と比較して金属相場の下落率が大きくなる可能性が高 いと予想。中国などの国々の需要拡大を背景に、銅やプラチナ、金、銀の相場は 年間ベースで6年続伸し、鉄鉱石価格も過去3年間で2倍に上昇している。

商品先物26銘柄で構成するブルームバーグ・コンスタント・マチュリティ 商品指数は2001年以降、年間ベースで続伸している。過去3年間では2倍以上 に上昇し、11日には過去最高水準の1391.2372に達した。