大田経財相:一部に弱さはあるが、経済の回復基調は続いている(2)

大田弘子経済財政政策担当相は14日午前、 国会内で記者会見し、同日発表された昨年10-12月期の実質GDP(国内総 生産)が前期比0.9%増、年率換算では3.7%増と2四半期連続のプラス成長 を維持したことを受け、「経済の回復基調は続いている。住宅や個人消費など 一部に弱さはあるが、月例経済報告の判断がおおむね確認された」との認識を 示した。

1月の月例経済報告では、景気判断について「一部に弱さがみられるもの の、回復している」との表現が据え置かれた。

デフレ脱却に関しては「デフレ脱却に向けた歩みは続いている」としなが らも、賃金が伸び悩んでいることを指摘し、依然として足踏み状態にあるとの 見方を示した。また、景気の先行きについては「今後の下振れリスクは高まっ ている」とした上で、「米国経済や原油価格、住宅投資の動向を注意深くみて いきたい」と述べた。

米国経済の減速が日本経済に与える影響については「一時的に減速する可 能性が十分にある」と指摘。その一方で、「長い回復過程の中で、一時的なシ ョックに対する抵抗力が強まっている。3つの過剰を抱えていた1990年代と はかなり様相が違う」とし、「大きく崩れるリスクは小さい」との見方を示し た。

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