シンガポール:08年の成長率予想を下方修正-世界の需要後退懸念で

シンガポール通産省は14日、2008年の同 国成長率予想を引き下げた。世界経済の減速に伴い、同国製品の需要が後退す るとの懸念が強まっている。

発表資料によれば、今年の国内総生産(GDP)伸び率は4-6%となる 見通しで、従来予想の4.5-6.5%から下方修正された。07年の成長率は7.7% だった。

アジアの最大の輸出市場である米国がリセッション(景気後退)に向かっ ている兆候が見られるなか、同国などアジア全般の製造業者は需要鈍化に直面 している。9日に開かれた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)では、金 融市場に一層の混乱が見込まれるなか、米景気減速が世界の経済成長を損なう 可能性が指摘された。

07年10-12月(第4四半期)のGDP(改定値)は前期比年率4.8%減 と、1月2日の速報値(3.2%減)から下方修正された。7-9月(第3四半期) は5.1%増に改定された。