米国株:3日続伸、テクノロジーとエネルギー主導-ダウ179ドル高

米株式相場は3日続伸。半導体製造 装置最大手のアプライド・マテリアルズの製品に対する需要が高まった ことからテクノロジー株の上昇につながった。また、ガソリン価格の上 昇を好感しエネルギー株に買いが集まった。

アプライド・マテリアルズは5年ぶりの大幅高。これを受けてナス ダック総合指数は昨年11月以来の大幅な上げとなった。石油大手のエク ソンモービルやコノコフィリップスを中心に石油株も高い。商務省がガ ゾリン価格の上昇で先月の小売売上高が押し上げられたと発表したこと が背景。

ペン・キャピタル・マネジメントのシニア・マネジング・パートナ ー、エリック・グリーン氏は「株価の続伸は可能だ」と述べた上で「相 場が上昇すると予想している」と付け加えた。

S&P500種株価指数終値は前日比18.35ポイント(1.4%)上げて

1367.21。ダウ工業株30種平均は同178.83ドル(1.5%)高の12552.24 ドルとなった。ナスダック総合指数は53.89ポイント(2.3%)上昇し

2373.93。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は4対1。

アプライド・マテリアルズ

半導体製造装置最大手のアプライド・マテリアルズは10%高。薄型 パネルや太陽電池パネルに対する需要の高まりを背景に、受注が増加す るとの見通しを示した。

ストレージ(外部記憶装置)メーカーのネットワーク・アプライア ンスは前日比7%上げた。

石油大手のエクソンモービルとコノコフィリップスも堅調。S&P 500種のエネルギー株価指数は前日比2.3%上昇した。ニューヨーク商業 取引所(NYMEX)で取引される原油先物3月限は前日比49セント高 の1バレル=93.27ドル。

ガソリン売上高

米商務省が13日に発表した1月の小売売上高 (速報、季節調整済 み)は前月比0.3%増と、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト予想(0.3%減)に反して増加した。2007年12月は0.4%減と、 速報値から修正されなかった。変動の大きい自動車を除いたベースでは 前月比0.3%増加し、市場予想(0.2%増)を上回った。

ガソリンスタンドでの売上高は価格上昇を背景に2%増加(前月は 変わらず)した。全米自動車協会(AAA)によると、ガソリンのレギ ュラー価格は1月上旬に1ガロン=3.11ドルまで上昇した。

同指標の発表を受けて、S&P500種の小売り株価指数は前日比

0.3%上昇した。ディスカウントチェーン大手のターゲットは高い。米衣 料品小売り最大手ギャップも上昇して引けた。

バイオテクノロジー2位のジェネンテックは前日比1.3%高。同社 は今月23日までには米食品医薬品局(FDA)が同社の抗がん剤「アバ スティン」の乳がん治療への使用に関する承認について判断を下すと予 想している。アナリストはこれが承認されることになれば、今年の同社 売上高が7億ドル増加する可能性があると指摘している。