欧州債:10年債下落、利回り3.95%-インフレ警戒が強まる

欧州国債市場では、ドイツ10年債相場が下 落。同利回りは2週間ぶりの高水準付近で推移した。欧州の中央銀行がインフレ リスクを強調したのに加え、1月の米小売売上高が予想に反して増加したことが 背景。

イングランド銀行は13日発表した四半期物価報告でインフレ見通しを引き 上げ、利下げ時期が市場が予想していたよりも先になる可能性を示唆した。スウ ェーデン中央銀行は同日、インフレ抑制に向けて利上げを実施。市場は据え置き を予想していた。また欧州の株式相場が上昇したことを受け、安全投資としての 国債需要が減退した。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・マロニー氏(ロ ンドン在勤)は「キング英中銀総裁の発言が利下げ観測を後退させた」と指摘し た。

10年債利回りはロンドン時間午後5時5分までに、前日比2ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.95%となった。同国債(2018年1月償 還、表面利回り4%)価格は同0.13ポイント下げて100.35。2年債利回りはほ ぼ変わらずの3.12%だった。

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