ソニー格上げ:エレキの強み復活、PS3も転換点-フィッチの水野氏

格付け会社フィッチ・レーティングスの 水野辰哉ダイレクターは13日放映のブルームバーグテレビジョンのインタビ ューでソニーの信用格付けを引き上げた理由などについて語った。インタビュ ーは12日に行った。水野氏の主な発言は次の通り。

ソニー格上げの理由:

「ソニーが持っていたエレクトロニクス事業での強みが一部復活し、業績 もエレクトロニクスがかなり回復してきた。そしてゲームが第3四半期(2007 年10-12月)で初めて黒字化し、家庭用ゲーム機プレイステーション3(P S3)が1つのターニングポイントを迎えていることが大きな理由」

昨年10-12月の北米液晶テレビ出荷台数でソニーは初めて首位になった:

「シェアがトップになったことは大きいが、テレビ自体がもうけられない 製品になってきている」

「価格競争が中心なので、利益に大きく貢献するのが難しい製品になって きている」

ゲーム事業について:

「これまで大幅な赤字を計上してきたが、今回初めて黒字になった意義は 大きい。そうは言っても引き続き任天堂との激しい競争が続くので楽観できな い。その中でソニーがPS3の機能を活用したキラーになるゲームソフトを出 してくることができるかどうがポイント」

「PS3は半導体の高い機能を持ち他と差別化しているものだが、その差 別化したハードウエアの機能を十分に生かしていない」

フィッチは6日、ソニーの長期債発行体格付けを「BBB+」から「A -」に引き上げ、見通しは「安定的」としている。

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