米MSはヤフー買収条件の引き上げ必要-レッグ・メイソンのミラー氏

米資産運用会社レッグ・メイソンのファン ドマネジャー、ビル・ミラー氏は、マイクロソフト(MS)のヤフー買収計画 について、MSには買収提示額446億ドル(約4兆7900億円)の増額が必要に なるとの見通しを示した。レッグ・ミラーはヤフーの2位株主。

ミラー氏は、10日付の株主あて書簡で「MSが買収を完了させたいなら、 買収条件の引き上げが必要になると思う」との考えを示した。書簡の内容は12 日、明らかにされた。

ミラー氏は、レッグ・メーソン・キャピタル・マネジメントの最高投資責 任者。ブルームバーグの集計データによると、同社は昨年9月末の時点でヤフ ー株を約8000万株(全体の6%)保有していた。

同氏は、買収計画について「MSにとっては戦略上欠かせないと思う。独 立を維持したいと願うなら、ヤフーは厳しい立場にあると言えよう」と指摘。 「ヤフーは、MSが最終的に支払う意思のある金額以上に価値のある代替案を 見いだすのが難しくなるだろう」との見通しを示した。

MSは1月31日、ヤフー株を1株当たり31ドルで買収する案を提示。ヤ フーは2月11日、同社を「著しく過小評価」しているとして、買収案を拒否し た。ミラー氏はヤフー株1株当たりの価値は40ドル以上の水準と指摘する。