アジア通貨が上昇、新興市場の妙味回復-台湾ドルは20か月ぶり高値

13日の外国為替市場で、アジア通貨は上 昇。台湾ドルは1年8カ月ぶり高値に達した。投資家の間で新興市場資産への 投資妙味が回復しつつあるとの観測が広がった。

韓国ウォンやマレーシア・リンギット、シンガポール・ドルも上昇。アジ アの株高が好感された。米投資家ウォーレン・バフェット氏が、米金融保証会 社(モノライン)が保証する地方債の再保証という信用市場の損失抑制につな がる可能性のある動きに出たことも手掛かりとなった。

台北フォレックスによれば、台湾ドルは現地時間午後零時1分(日本時間 同1時1分)現在、前日比0.8%高の1米ドル=31.636台湾ドル。これは 2006年5月17日以来の高値。ソウル・マネー・ブローカレッジ・サービシ ズによると、ウォンは同0.1%高の1米ドル=944.65ウォン。前日は

945.50ウォンだった。

彰化銀行の通貨トレーダー(台北在勤)、ポリー・シー氏は「今では誰も が台湾ドルに対し強気だ」と指摘。「海外資金の流入があるほか、輸出業者が 米ドルを売っている。また、台湾への資金回帰も見られる」と説明した。