豪ドル買い・ユーロ売り勧める、利回り格差拡大で-コモンウェルス銀

オーストラリア2位の銀行、コモンウェル ス銀行は、豪ドル買い・ユーロ売りを投資家に勧めている。豪州と欧州との利 回り格差拡大と通貨ボラティリティ(変動率)の低さから、両通貨の組み合わ せがキャリー取引の対象として魅力的とみている。

コモンウェルス銀は、投資家が低いボラティリティに着目し、欧州で資金 を調達し、より高利回りの豪資産に投資することで、豪ドルが1豪ドル=0.65 ユーロと、2000年9月以来の高値を付けると予想。

13日の外国為替市場では、豪ドルは一時、0.6249ユーロと昨年11月9 日以来の高値に上昇。シドニー時間午後零時13分(日本時間午前10時13分) 現在は0.6209ユーロで取引されている。アジア時間前日遅くは0.6231ユー ロだった。

コモンウェルス銀のチーフ通貨ストラテジスト、リチャード・グレース氏 (シドニー在勤)は12日付の顧客向けリポートで、「豪ドルはユーロに対し上 昇する」との考えを示し、「キャリー取引と循環的なマクロ経済要因が、リスク を選好する向きにとって、豪ドル買い・ユーロ売りが有利な理由を示している」 と説明した。

2年物の豪国債のドイツ国債に対する利回り上乗せ幅は今週3.72ポイン トと、1996年7月以来で最大となった。オーストラリア準備銀行(RBA)は 11日、インフレ抑制を狙い、現行7%の政策金利を引き上げる可能性があるこ とを示した。欧州中央銀行(ECB)の政策金利は4%。

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