日本電工と豪BHP:マンガン鉱石価格を4.1倍値上げで合意

新日本製鉄系の合金鉄大手、日本電工は、 豪資源大手BHPビリトンとの間で、2008年度のマンガン鉱石価格を前年度比

4.1倍値上げすることで合意した。日本電工総務・関連会社部の渡辺久樹部長 が13日、明らかにした。鉄鋼副原料であるマンガン鉱石の大幅値上げは鉄鋼 メーカーの更なるコスト上昇要因となりそうだ。

マンガン鉱石は、製鋼副原料のフェロマンガンの主原料。08年度価格はマ ンガン純分1%当たり11.2ドルと3年ぶりの大幅値上げ決着となった。マン ガン鉱石のスポット価格が昨年末以降高騰したのを受けた格好。07年度価格は

2.7ドル、06年度は3.0ドルだった。

日本は年間117万トンのマンガン鉱石を輸入しており、うち55.1%を南ア フリカ、35.9%をオーストラリアから調達している。日本電工はBHPから南 アおよびオーストラリア産の鉱石を年間40万トン輸入し、フェロマンガンに 加工したうえで新日鉄など鉄鋼メーカーに供給しており、同社とBHPの年度 価格交渉が国内指標となっている。

日本電工の株価午前終値は前日比30円(4.4%)高の716円。