【注目株】イオン、シャープ、東エレク、リコー、ダヴィンチ(2)

14日の材料銘柄は以下の通り。

イオン(8267):5月に開催する定時株主総会での承認などを踏まえ、8 月に純粋持ち株会社体制に移行する。持ち株会社体制にすることで経営効率化 を図り、グループ全体の価値を向上させる。また1月の単体既存店売上高は前 年同月比1.0%増だった。

シャープ(6753):同社と半導体専業メーカーのルネサステクノロジ、台 湾の半導体受託生産専門メーカーのパワーチップ(PSC)の3社は13日、中 小型の液晶パネル向け表示駆動用半導体(LCDドライバー)事業で提携し、 合弁会社を設立することで合意したと発表した。価格競争の激しい同事業で3 社が組むことにより、コスト競争力を向上させるのが狙い。

東京エレクトロン(8035):14日付の日経新聞朝刊によると、今期(08年 3月期)の連結純利益は前期比18%増の1080億円程度に拡大しそう。従来予想 は14%増の1040億円。主力の半導体製造装置の生産コスト削減が想定以上に進 んでいるという。ただ業績の先行指標となる装置受注は昨年の夏場から調整局 面が続いており、来期(09年3月期)は不透明感が強まっているとしている。

リコー(7752):14日付の日経新聞朝刊は、リコーが09年をめどに、タイ に複写機やプリンターなどの大型組み立て工場を建設すると報じた。月間14万 台を生産し、世界生産能力を2倍に引き上げる。新工場は最新鋭設備の導入と 部品メーカーとの一体進出で生産コストを低減、製品競争力を高める。

NTT(9432)など:NTTグループ各社の主要労働組合で構成するNT T労組は13日、都内で中央委員会を開き、月例賃金のベースアップ(ベア)要 求は見送るものの、時間外手当の割り増しなどを求める春闘方針を決めた。傘 下各労組が個別交渉により3月13日までの妥結を目指す。

藤田観光(9722):首都圏を中心とした法人需要が堅調でワシントンホテル の業績が改善し、目白地区の宴会部門も好調に推移。銀座、札幌のワシントン ホテルも堅調に稼動したため、07年12月期の連結営業利益は前の期比22%増 の52億4500万円となった。08年12月期は前期比7.7%増の57億円を見込む。

タカラトミー(7867):国内玩具事業でトミカをはじめとする定番商品や「ポ ケットモンスター」、「トランスフォーマー」関連商品が引き続き好調に推移 し、07年4-12月期の連結純利益は前年同期比92%増の70億9900万円となっ た。08年3月通期の連結純利益予想は前期比2.4倍の43億円と、従来予想を据 え置いた。

ダヴィンチ・アドバイザーズ(4314):ファンドが所有する不動産の売却が できたことから、07年12月期の連結営業利益は前の期比2.4倍の1070億円に なったもよう、と発表した。従来予想からは160億円の上ぶれになる。

フジシールインターナショナル(7864):下期に計画したフィルムの薄肉化 やインク消費量の削減などのコストダウンが遅れたうえ、大阪工場を閉鎖し生 産設備の再編・統合による効率化も計画通りに進まなかったため、08年3月期 の連結純利益予想を従来予想比40%減の24億5000万円に下方修正。前期は35 億4000万円だった。

ヨロズ(7294):原価低減に取り組んだうえ、北米での収益改善が進んだこ とを踏まえ、08年3月期の連結営業利益予想を従来予想比14%増の66億円に 増額修正。前期は44億4500万円だった。また、創立60周年を迎えるため、配 当は記念配当2円を加えた1株当たり年16円にすることも発表した。

ソニー(6758):13日付のフィナンシャル・タイムズ・ドイツ版(FTD) は、ソニーがベルリンにある不動産の売却先探しを再開したと報じた。昨年、 売却先を探した際に希望していた最大8億ユーロ(約1260億円)での売却は難 しい可能性があるとしている。

ホンダ(7267):ブラジル紙フォリャ・ジ・サンパウロの報道によると、 ホンダはブラジルで二輪車「Biz125」27万5000台のリコール(回収・無償 修理)を実施している。フレームがリコールの原因で、一部についてはフレー ムを交換する可能性があるという。今回のリコールはブラジルで実施するもの としては最大規模。

帝国通信工業(6763):デジタルカメラや石油暖房機のスイッチ部に使う前 面操作ブロック(ICB)が不調なことを理由に、08年3月通期の連結純利益 予想を前期比60%減の5億円と、従来予想から半減させた。

宇部マテリアルズ(5390):税制改正に伴う減価償却負担の増加に加え、燃 料価格上昇による価格転嫁が追いつかず、07年4-12月期の連結営業利益は前 年同期比11%減の16億5400万円にとどまった。燃料価格の高騰は続くとみら れるため、08年3月期の連結営業利益予想を前期比10%減の23億円と、従来 予想から6億円減額修正した。

日成ビルド工業(1916):改正建築基準法の施行に伴う着工時期の遅れなどが 発生し、一部の物件の工事完成が翌期にずれ込む見込みとなり、08年3月期連 結純利益予想を前期比90%減の7000万円に下方修正。従来予想と比べ3億3000 万円の減額となる。

第一工業製薬(4461):製品価格の是正や経費削減を進めたものの、原材料 費が高騰したため、08年3月期の利益予想を下方修正。本業のもうけを示す連 結営業利益は従来予想比44%減の5億円にした。前期実績は9億9100万円だっ た。また、配当は従来計画の1株当たり年7円から5円に変更。前期実績は年 7円のため、減配となる。

オーベン(4797):証券取引等監視委員会は13日、金融商品取引法違反(偽 計)の疑いでアイ・シー・エフ(現オーベン)と旧経営陣ら4人に対する強制 調査を同日実施したと発表した。監視委によると、アイ社は買収先企業の売り 上げを架空計上するなどして過大評価し、不正な株式交換を行った。

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