NY金:下落、株高で代替投資の魅力薄れる-終値911.1ドル

ニューヨーク金先物相場は下落。ここ1 週間で最大の下げだった。株式相場の上昇で代替投資としての貴金属の魅力が 損なわれた。銀も安い。

投資家ウォーレン・バフェット氏が申し出た地方債8000億ドル(約85兆 8200億円)相当の再保証が信用市場の混乱収束につながるとの観測から、S& P500種株価指数は上昇。年初から前日まででは、金相場が11%上昇したのに 対し、S&P500種は8.8%下落していた。サブプライム(信用力の低い個人 向け)住宅ローンや住宅市場の混迷がリセッション(景気後退)への警戒感を 高めたのが背景。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)の金属トレーダー、マシ ュー・ジーマン氏は、「この日は大量の資金が金属から株式へと流れた。ポー トフォリオから金を一部手じまって、その分を株式に向けるのは悪いアイデア ではない。株式相場は年初から低迷している」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4月限は 前日比15.6ドル(1.7%)安の1オンス=911.1ドル。2月5日以来で最大の 下げ。銀先物3月限は22セント(1.3%)安の17.25ドル。

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