ドイツ:2月のZEW景況感指数、マイナス39.5-予想外の改善(2)

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が 12日発表した2月のドイツ景況感指数(期待指数)は、マイナス39.5に改善し た。前月はマイナス41.6と、15年ぶりの低水準に落ち込んでいた。欧州一の経 済大国であるドイツの景気が、2008年7-12月(下期)に回復するとの見通し が示された。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト32人の予想中央値では、 2月はマイナス45.0への低下が見込まれていた。ZEWの指数はアナリストと 機関投資家を対象にし、向こう6カ月の景況感を示す。ゼロを分岐点に数字が大 きいほど楽観的な見方が多いことを表す。

米経済がリセッション(景気後退)入りするとの懸念から、ドイツの株式指 標DAX指数は年初来で16%安となっている。それでもなお、Ifo経済研究 所の企業景況感指数が予想外に2年ぶりの低水準から上昇し、失業率が15年ぶ りの低水準に低下するなど、ドイツの景気減速は限定的となる公算が大きい。

ZEWのエコノミスト、ミカエル・シュローダー氏は、ドイツ景気の「底」 は「4-6月(第2四半期)で、その後は循環的に改善するだろう」との予想を 示した上で、「期待指数に関しては、すでに最悪期に達した」と指摘した。

昨年12月のドイツの鉱工業生産指数は、洗濯機や薄型テレビなど耐久消費 財の生産増加が寄与し、4カ月ぶりの大幅上昇となった。ドイツ連邦銀行は、向 こう2年間で個人消費が回復し、輸出鈍化を穴埋めするとしている。

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