アジア株:3日ぶり反発、金属・石油高で資源株に買い-国際帝石高い

12日のアジア株式相場は、3営業日ぶりに 反発した。原油や金属相場が上昇したことを受けて、国際石油開発帝石ホール ディングスやオーストラリア資源大手BHPビリトンが高い。

国際帝石は、連結純利益予想を上方修正したことから、5カ月ぶりの大幅 高となった。香港の衣料小売り、エスプリ・ホールディングスも高い。香港特 別行政区政府が一段の減税を打ち出す見通しと香港経済日報が報じたことが支 えになった。一方、ミレアホールディングスをはじめ日本の保険会社は、信用 関連損失が拡大する恐れがあるとの懸念から売られた。

LGTキャピタル・マネジメントの主任グローバルストラテジスト、ビー ト・レンハー氏は「引き続き資源やエネルギー関連部門を選好する」と指摘。 一方で、「信用危機の余波が企業のバランスシート上に表れそうだ」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後2時50分現在、前日比0.6%高 の140。一時は0.4%安となる場面もあったが、反発した。域内では、台湾以 外の市場がすべて上昇している。日経平均株価の終値は4円72銭高の1万 3021円96銭。

バンク・オブ・アメリカやシティグループなど米金融機関6社が、米住宅 所有者の自宅差し押さえを防ぐための対策を立てていると伝えられたことも、 株価の支援要因になった。関係者によると、同対策は12日に発表される。