気象庁:ラニーニャ現象は夏の初めまで持続-その後は弱まる見込み

気象庁の地球環境・海洋部は12日、干ばつ や集中豪雨など異常気象の原因とされる「ラニーニャ現象」が、夏の初めまで 持続する可能性が高いとの見解を発表した。この現象は昨年5月に発生が確認 されている。

発表によると、東太平洋ペルー沖の監視海域(北緯5度-南緯5度、西経 150度-西経90度)において、1月の平均の海面水温は過去30年間の平均を

1.5度下回り、5カ月移動平均値は11月に1.5度下回っていた。この海域の海 面水温は夏にかけて基準値に近づくと予測。ラニーニャ現象は夏にかけて弱ま っていくとみられ、夏の初めまで持続する可能性が高いという。

ラニーニャとは、ペルー沖を中心とした東太平洋の赤道沿いの海域で、海 面の水温が平年より低下する現象。これに対し、エルニーニョは逆に海面水温 が上昇する現象。いずれも世界各地の気象に様々な影響を与えるとされる。