米AIG:CDSの会計処理に「重大なぜい弱性」-株価急落

保険最大手の米アメリカン・インタ ーナショナル・グループ(AIG)は11日、会計監査の結果、クレジッ ト・デフォルト・スワップ(CDS)ポートフォリオの会計処理に重大 な脆弱(ぜいじゃく)性があることが明らかになったと開示した。これ を嫌気して、AIGの株価は過去20年間で最大の下げとなった。

規制当局への届出文書によると、AIGの昨年10月と11月のCD Sポートフォリオの価値は約48億8000万ドル(約5210億円)減少した。 AIGの広報担当者クリス・ウィナンズ氏はこれを確認した。同社は12 月に、これら「超上位のクレジットデリバティブ」の価値は10月と11 月で約11億ドル減少したと明らかにしていた。AIG株価はニューヨー ク時間午前10時19分現在、前週末比11%安の45.16ドルで推移してい る。

AIGの届出文書によると、同社は07年10-12月(第4四半期) のCDS契約の評価損についてまだ完全には見極めていない。

同文書によると、AIGは依然「ポートフォリオの評価を見直すた め、市場のデータを集めている段階」にあり、現在は、通期業績報告に 向け、ポートフォリオの適正価値を的確に判断する手順を踏んでいると いう。

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