社債保有リスク過去最高に、CDO損失のヘッジ策目的‐CDS市場

11日のクレジット・デフォルトスワップ (CDS)市場では社債保有リスクが過去最高に上昇した。銀行が債務担保証 券(CDO)に絡む損失に対するヘッジ策としてCDS取引を活発化させてい るのが背景だ。

JPモルガン・チェースによると、マークイットiTraxxクロスオー バー指数はロンドン時間午後零時50分現在、前週末比17ベーシスポイント (bp、1bp=0.01ポイント)上昇の547bp。BNPパリバによると、マーク イットiTraxxアジア(日本除く)シリーズ8指数は15bpと一日では過 去最大の伸びを示し、144.5bpとなった。マークイットCDX北米投資適格 指数は2.5bp上げて132.25bpとなった(ドイツ銀行調べ)だった。

BNPパリバのシニアクレジットストラテジストのアンドレア・シシオー ネ氏は、「銀行はおそらくCDOを解消することで悪化する信用市場でのリス クポジションを縮小している」と語った。