香港株(11日):3週ぶり安値、景気減速懸念深まる-HSBC下落

香港株式相場は下落。ハンセン指数は3週 間ぶりの安値を付けた。英金融大手HSBCホールディングスと、中国最大の海 洋石油会社、中国海洋石油(Cnooc)が安い。9日に東京で開かれた7カ国 財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、金融市場の混乱で世界経済が減速すると の警戒感が示されたことが材料視された。

大福アセット・マネジメント(香港)の運用担当者、ナンシー・リー氏は 「景気減速はほぼ確かで、株価はこれに反応している」と指摘。「投資意欲は当 面、圧迫されるだろう」と語った。

ハンセン指数は前営業日比853.35ポイント(3.6%)安の22616.11と、先 月22日以来の安値を付けた。同指数を構成する43銘柄すべてが下落。年初来の 下落率は19%となっている。ハンセン中国企業株(H株)指数は前営業日比

4.1%安の12530.60。

HSBC(5 HK)は4.60香港ドル(4%)下げ109.30香港ドル。中国海洋 石油(883 HK)は76セント(6.5%)安の11.02香港ドル。

米ゴールドマン・サックスによる目標株価の引き下げを受け、本土銀行株も 総じて安い。HSBCが出資する交通銀行(3328 HK)は55セント(6%)安の

8.58香港ドル、中国銀行(3988 HK)は14セント(4.4%)安の3.02香港ドル。