民主・藤井氏:次期日銀総裁は独立性守れる人を-フジ番組(2)

民主党の藤井裕久最高顧問は10日午前、フ ジテレビの番組「報道2001」に出演し、3月19日に任期が切れる日銀の福井俊 彦総裁の後任について「通貨価値の安定を害するような人の言うことを聞くこと だけは絶対避けてもらいたい。そういう意味で独立性は必要だ」と述べ、政府か らの独立性を守れる人物が望ましいとの認識を示した。

官僚出身者を一律に不同意とすることについては「そういうことは言ってい ない」と否定したが、有力視されている武藤敏郎副総裁(元財務事務次官)に関 しては「この人が今言った意味でのどういう人かは知りません」と論評を避けた。 また、「通貨価値の安定を破るような成長、成長という人は絶対にいけないとわ たしは思っている」とも述べた。

藤井氏は旧大蔵省出身で党税制調査会長も務める。小沢一郎代表の側近。

10日付の日本経済新聞朝刊によると、小沢氏は9日、千葉市内で記者会見し、 日銀総裁の後任人事について「現時点では全くの白紙だ」とあらためて強調した。 財政と金融当局の独立を徹底する「財金分離」を判断基準とするかどうかについ ては「1つの考え方だ。もちろんそれ以外の別の切り口での考え方も存在する」 と言及するにとどまった。

さらに、同紙によると、小沢氏は具体的な候補名について政府からはまだ打 診がないことも明らかにしたという。