NY原油(8日):急伸、北海の減産予想やナイジェリアの供給障害で

ニューヨーク原油先物相場は大幅続伸。バ レル当たり3ドル以上値上がりした。3月の北海原油の減産見通しのほか、英 蘭系石油ロイヤル・ダッチ・シェルが7日、ナイジェリア製油施設のパイプラ インの損傷で同国からの輸出が打撃を受けると述べたことから、買いが続いた。

北海原油の主力油種であるブレントやフォーティーズ、オーセベルク、エ コフィスクの出荷量が3月に1.1%減少する見通しであるほか、シェルが7日、 ナイジェリアでの供給障害が日量13万バレルに相当すると明らかにした。連 邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を引き下げるとの観測が、インフレ ヘッジ策としての商品投資に拍車をかけている。

TFSエナジーのアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は、「3月の北海 の出荷量減少が突然明らかになったほか、ナイジェリアからの最新ニュースで 同国原油への生産懸念が再燃した」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物3月限終値 は、前日比3.66ドル(4.15%)高の1バレル=91.77ドル。