訂正:セガサミH:4-12月は158億円の赤字転落-セガで希望退職

セガサミーホールディングスが8日に発表し た2007年4-12月期連結業績によると、純損益は158億円の赤字に転落した。 前年同期は494億円の黒字。遊技機事業で主力機種の投入がなく、パチスロ・パ チンコ機の販売台数が減少したことが主因。通期予想も赤字転落へと下方修正し、 業績悪化に対応して子会社セガで従業員の1割超の希望退職を募る。

売上高は前年同期比15%減の3421億円、営業損益は15億円の赤字(前年 同期は752億円の黒字)、経常損益は14億円の赤字(同774億円の黒字)だっ た。遊技機事業では、パチンコは一部機種の投入が延期となるなどして販売台数 が前年同期比25%減の8万8000台、パチスロは主力機種の販売がなく同22%減 の33万5000台とそれぞれ大幅に落ち込んだ。ゲームセンターなどのアミューズ メント施設事業で、既存店舗の売上高が前年同期比を下回ったことも響いた。

通期業績予想は赤字転落

08年3月期通期は、パチスロ・パチンコ販売台数の減少に伴い遊技機事業 で売上高・利益がともに従来計画が達成できない見込みであることから、業績予 想を下方修正した。売上高は前期比10%減の4750億円(従来予想5400億円)、 営業損益は60億円赤字(同200億円黒字)、経常利益は70億円赤字(同200億 円黒字)をそれぞれ見込む。

子会社セガで固定費圧縮を目的に希望退職者400人を募集することに伴い 29億円の特別損失が発生するなどして純損益は260億円の赤字(同10億円黒 字)を見込む。セガの従業員の1割を超える規模で、同社による人員削減は今回 で3度目となる。

主力機種投入で、来期は黒字転換目指す

東証で会見したセガサミHの石田正専務は「来期は最終的には連結利益への 黒字転換を目指す」としたうえで、「パチンコ事業では主力タイトル(機種)を 3機投入する」と述べ、うち1機は上期をメドにしていることを明らかにした。 パチスロ機については、来期の機種数は現在検討中だとしている。

配当は期末予想を従来の30円から15円と減額し、1株当たり年間45円に すると発表。前期実績は年60円だった。セガの東光伸・社長室室長は「今期の 特損などで負の要素はすべて出し切った」との認識を示した。

また、ゲームソフト分野では、海外での販売が好調な「Mario&Son ic at Olympic Games」が「すでに400万本出荷」(東氏)す るなど堅調だったが、国内では販売本数は前年同期を下回った。

セガサミHの株価終値は前日比69円(5.9%)安の1100円。