いすゞ株が大幅続伸、資源国支えに第3四半期純利益は最高に(2)

トヨタ自動車と資本・業務提携関係にあるい すゞ自動車の株価が商いを伴って大幅続伸。一時、前日比42円(9.9%)高の 468円まで上昇し、1月7日以来、約1カ月ぶりの高値水準を回復した。7日の 取引終了後に発表した第3四半期(2007年10-12月期)の連結純利益は、資源 国を中心に海外販売が好調だったことや税金負担の減少で、前年同期比12%増 の244億円と、同四半期の最高益を更新した。

この日の取引で、いすゞ株は買い気配で始まり、午前9時36分に同40円 (9.4%)高の466円で寄り付き、直後に468円まで上昇。午前10時20分現在 の出来高は1023万株と、過去1年間の1日当たり平均出来高の約69%分の商い が成立している。

いちよし投資顧問の秋野充成チーフファンドマネージャーによると、「足元 の業績が予想以上に良かった。北米や日本が来期さらにだめになる中で、いすゞ は新興市場に依存している」点が、この日の株価上昇につながった要因という。

いすゞの同四半期の売上高は前年同期比7.1%増の4300億円、営業利益は 同0.1%増の280億円、経常利益は同2.7%増の312億円と、いずれも同四半期 の最高となった。中近東、アフリカ、中南米といった資源国や中国で販売を伸ば したことで売上高は増えたが、新型車投入に伴う設備関連費用の増加や車種構成 の悪化で相殺されて、営業利益は前年並みにとどまった。しかし、東南アジアな どの持ち分法会社の利益が増えたことや、タイと米国での販売減に伴う税負担の 減少などで、純利益は2けた増益となった。

--共同取材:上野 きより Editor:Shintaro Inkyo

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