仏ルノー株が下落-メリルリンチが有望銘柄から除外、業界への懸念で

7日のパリ株式市場で、フランス2位の自動 車メーカー、ルノーの株価が下落した。米証券大手メリルリンチが欧州株の有望 銘柄リストからルノーを外し、景気減速が自動車業界に影響するとの懸念が強ま った。

ルノーの株価は前日比3.01ユーロ(4.2%)安の68.45ユーロ。ダウ欧州株 価指数を構成する自動車・自動車部品の業種別指数は2.6%下落となり、下落率 は全業種の中で4番目に大きかった。

メリルリンチのアナリスト、トーマス・ベッソン氏はこの日の電話インタビ ューで、同社がルノーを「欧州1」のリストから除外したことについて、「自動 車株に対するより幅広い懸念」を反映したと説明した。ルノーの投資判断は「バ イ」に維持した。

自動車や自動車部品メーカーの株価は米国のリセッション(景気後退)や世 界的な成長鈍化への警戒感から下落している。複数の金融機関がここ数週間に自 動車業界の見通しを下方修正しており、そのうち米ゴールドマン・サックスは1 月30日、信用収縮や景気悪化によって「世界の自動車販売見通しへの懸念が強 まった」と指摘している。

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