【注目株】NTT、7&i、三井不、JT、ソフバンク、ホシデン(2

8日の材料銘柄は以下の通り。

NTT(9432):7日付の日本経済新聞朝刊によると、同社は3月に商用 サービスを始める次世代ネットワーク(NGN)を使い、IT(情報技術)シ ステムを貸し出し方式で企業に提供する。コンピューターやソフトをNTTが 用意、企業は自前の投資なしに最新の顧客管理システムなどを構築できるサー ビスで、年内に事業を開始する。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):7日付の日本経済新聞朝刊に よると、同社のコンビニ事業会社セブン-イレブン・ジャパンが3月から、管 理職と位置付けている直営店の店長約500人を対象に残業代を支払い始める。 東京地裁が1月末に日本マクドナルドに対し、店長への残業代支払いを命じた ことを受けた。ローソン(2651)やファミリーマート(8028)など他のコンビニ 大手はすでに残業代支払いに切り替えているという。

三井不動産(8801):オフィス空室率の低下を背景に賃貸事業の好調が持続、 2007年4-12月期(9カ月累計)の連結純利益は前年同期比12%増の584億 円となった。据え置かれた通期計画(850億円)に対する進ちょく率は68.7%。

JT(2914):英たばこ会社ギャラハーの買収に伴い海外たばこ事業が大き く伸長、07年4-12月期の連結営業利益は前年同期比34%増の3668億円とな った。業績好調を受け、08年3月通期の連結営業益予想を4050億円から4220 億円(前期比27%増)に4%増額した。ただ、加ト吉買収に伴うのれん代は織 り込んでいないという。

いすゞ自動車(7202):中近東、アフリカ、中南米といった資源国や中国 を中心に海外販売が好調、07年10-12月期(第3四半期)の連結純利益は前 年同期比12%増の244億円だった。4-12月期(9カ月累計)では同21%減 の614億円。新車投入に伴うコスト負担や減価償却費の増加が響いている。

ヤフー(4689):ソフトバンクの孫正義社長は7日の記者会見で、同社が 保有するヤフー株について「手放す気はまったくない」と明言した。米ヤフー をめぐる米マイクロソフトからの買収提案問題については、「米ヤフー経営陣 が最終判断すること。今は見守りたい」とのみ答えた。

ソフトバンク(9984):主力の携帯電話事業が好調に推移、07年4-12月期 の連結純利益は前年同期比4.2倍の931億円となった。新規加入者から解約者 を引いた純増数は170万人と好調。中国の持ち株会社アリババ・グループ・ホ ールディングスが子会社の株式を香港市場に上場したこともあり、持ち分法投 資利益が増えたことも奏功。

ホシデン(6804):主力のゲーム機器向け部品が想定を上回る伸びを示し、 08年3月通期の連結営業利益予想を120億円から162億円に35%引き上げた。 増額修正は3度目。為替前提は1ドル=106円に設定。

ミツミ電機(6767):主力のゲーム機関連の機構部品が想定を上回ったほ か、携帯電話やカーエレクトロニクス製品向けの電子部品が伸長、07年4-12 月期の連結営業利益は前年同期比65%増の288億円となった。据え置かれた通 期計画(318億円)に対する進ちょく率は90.5%。一方、通期純利益予想は10 億円引き上げて前期比2倍の230億円と設定、年間配当予想も50円と前回予想 から4円引き上げた。

任天堂(7974):メリルリンチ日本証券は7日付で同社株の目標株価を6万 2000円と設定、投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。ゲーム機販売 好調を受けて09年3月期の連結営業利益予想を5450億円から6300億円に引き 上げたことが主因。

日本マクドナルドホールディングス(2702):24時間営業店の拡充やメニ ューの充実などで既存店売上高の拡大を図り、08年12月通期の連結営業利益 予想を前期比17%増の195億円に設定。07年12月期は既存店売上高が10%増、 営業利益が2.3倍の167億円だった。

オリエンタルランド(4661):東京ディズニーランドや東京ディズニーシ ーなどの入園者数は前年同期実績を若干下回ったものの、チケット料金を引き 上げた効果からゲスト1人当たり売上高が若干増え、07年4月-12月期の連結 営業利益は前年同期比6.9%増の373億円となった。

フジテレビジョン(4676):07年(暦年ベース)も4年連続で視聴率トッ プを確保したが、映画などの映像音楽事業が10%超の減収減益となったことが 響き、07年4-12月期の連結営業利益は前年同期比53%減の166億円。景況 悪化を受けて足元で広告収入が減少していることから、08年3月通期の連結営 業利益予想を254億円から221億円(前期比48%減)に13%引き下げた。

キリンホールディングス(2503):主力のビール系飲料の販売量を前期比

0.1%増の339万1000キロリットルと想定、医薬品事業の利益増大も見込み、 08年12月通期の連結営業利益を前期比10%増の1330億円と計画。佐藤一博副 社長によると、原料高で国内酒類事業に102億円の減益要因が発生するが、協 和発酵工業(4151)買収に伴い、少なくとも72億円の持ち分法投資利益が得 られる。

ヒロセ電機(6806):07年の夏以降回復していたエレクトロニクス業界の生 産活動が07年12月以降に急減速、08年3月通期の連結営業利益予想を390億 円から370億円に5%引き下げた。前期比では、増益予想から2.7%減益見込 みに一転。直近10-12月期の連結営業利益は前年同期比9.4%増の100億円。

イー・アクセス(9427):関連会社イー・モバイルの契約数が想定を上回っ ていることや、携帯端末にかかわる費用圧縮などで、08年3月通期の連結営業 利益は前期比6.7倍の71億円となる見込み。前回予想は61億円で、16%の増 額修正となる。ただ、持ち分法による投資損失で純損益は50億円の赤字予定。

日本M&Aセンター(2127):中小企業のM&A(企業の合併・買収)需 要がおう盛で同社への助言依頼が増加、成約案件が順調に積み上がっている。 07年4-12月期の連結純利益は前年同期比78%増の8億1000万円で、据え置 かれた通期計画(8億6200万円)に対する進ちょく率は94%。東証1部上場 記念配1000円を実施し、年間配当は5000円となる。1対4の株式分割等を考 慮すると、実質前期比2倍の配当。

ノーリツ鋼機(7744):北米を中心に写真DPE用のミニラボ機が伸長、08 年3月通期の連結営業利益予想を41億円から42億円に2.4%引き上げた。純利 益予想も増額、新しい1株利益(EPS)予想は89円85銭と設定した。

アプリックス(3727):Java(基本ソフトの一様式)を活用した携帯 電話ソフトの開発が活発化、一方で研究開発費などは縮小、外注費の圧縮など で費用を削減し、07年12月通期の連結営業損益は9700万円の黒字となったも よう。従来予想は10億円の赤字、前の期は14億5000万円の赤字だった。

竹内製作所(6432):業績が順調に推移しているとして、08年2月期の年 間配当予定を1株当たり35円に引き上げた。従来予想は30円、前期実績は20 円だった。7日終値で算出した配当利回りは1.56%。

住友不動産(8830):永久劣後ローンで三井住友フィナンシャルグループ の三井住友銀行(信託口)から1200億円を調達する。財務基盤を安定させる のが狙い。劣後ローンのみでは銀行の貸出は困難として、修正条項付の新株予 約権(MSワラント)を組み合わせて資金拠出を可能にした。

オートバックスセブン(9832):カー用品の国内卸売、小売とも伸びず、 08年3月期の連結純利益計画値を従来の43億円から前期比84%減の15億円に 大幅減額修正。第3四半期において、金融市場の混乱を受けて資金運用を目的 とした証券投資の一部で5億5000万円の売却損(特別損失)、14億8000万円 の評価損(営業外費用)を計上したことも響く。

三井物産(8031):石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共 同でモザンビークの石油・天然ガス田鉱区の権益を米石油ガス開発会社アナダ ルコ・ペトロリウムから取得する。7日付の日本経済新聞朝刊によると、権益 取得と探鉱のために投じる金額は約1億3000万ドル(140億円弱)。

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