NY外為:ユーロ下落、トリシェECB総裁の発言で景気懸念強まる

ニューヨーク外国為替市場ではユー ロが対ドルで下落。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が米景気鈍 化で欧州の景気拡大が抑制される可能性があると述べたことを手がかり に、ユーロはドルに対しほぼ3週間ぶりの安値を付けた。

ユーロは対ドルでの年初来での上昇分を失った。ECBがこの日の 定例政策委員会で政策金利を据え置いたことから、ユーロ圏経済の拡大 が制限される可能性があるとの観測が広がった。ポンドも下落。イング ランド銀行(BOE)の利下げが売りを誘発した。ドル・インデックス (主要6通貨対象)は1月22日以来の高水準に上昇した。

米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス外為ストラテジー部門 のシニアバイスプレジデント、デービッド・モジナ氏(ニューヨーク在 勤)は「ユーロ圏は米経済や金融ショックの影響を免れない」と指摘。 「われわれは積極的なユーロ買い・ドル売りを行っていた。現時点では 中立で、ユーロ売りの機会を狙っている」と語った。

ニューヨーク時間午後2時42分現在、ユーロは対ドルで1ユーロ=

1.4455ドルと、前日の同1.4632ドルから下落した。一時は同1.4440ド ルと先月22日以来の安値に下げた。ユーロは円に対しては1ユーロ= 155円34銭。前日は同155円88銭だった。ドルは対円では1ドル=107 円46銭。前日は同106円54銭。

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