ソフトバンク:第3四半期純利益は6.2倍-アリババ上場が寄与(2)

国内通信3位ソフトバンクが7日発表した 第3四半期(昨年10-12月)連結業績は、純利益が前年同期比6.2倍となっ た。出資企業の上場に伴う投資利益を計上したことで大幅増益となった。

純利益は467億円。売上高は1.2%減の6940億円、営業利益は同9.1%増 の924億円だった。中国最大のインターネット関連持ち株会社アリババグルー プ傘下の企業間取引会社アリババ・ドット・コムが11月に香港証券取引所に 上場したのに伴い、株式売却益など572億円を計上したことが利益を押し上げ た。

携帯電話事業は、売上高が5.6%減の4061億円、営業利益は同5.5%減の 538億円と減収減益だった。通話料金割引もあって、収益の指標であるARP U(契約者1件当たりの月間収入)は同1040円減って4520円となった。うち 音声が1190円減って3040円となったのが目立つ。

電気通信事業者協会の統計によると、昨年12月末のソフトバンクの携帯 契約数は同9月末に比べて3.3%の純増。これに対し最大手NTTドコモの伸 びは0.4%、2番手のKDDIでは1.2%だった。ソフトバンクは契約数増がそ のまま業績に反映する形にはならなかった。ドコモの第3四半期のARPUは 6290円、KDDIは6230円だった。

ソフトバンクの株価終値は前日比125(6.2%)高の2130円。